「三途の川」はこの世とあの世の間を流れている川のことです。
この川を越えると、戻ってくることはできず、死後の世界に行きます。
川には3つの道があることから「三瀬川」とも呼ばれています。
生前の行いによって渡る所が異なり、罪が重い場合は激流を渡らなければなりません。
川岸には大木があり、奪衣婆と呼ばれる女性が着衣をはぎ、懸衣翁が大木にかけ、生前の罪の軽重によって枝の垂れ方が違います。
三途の川を渡った後も、死出の旅路は続き、閻魔大王の元へ向かいます。
そして、裁判で生前の罪によって行き先が決まり、6つの迷いの世界のどれかへと生まれ変わります。
これが「輪廻転生」です。
三途の川について、日本でも諸説ありますが、世界各地でも言い伝えがあります。
エジプト‥天国の入口に川があり、渡し守がいるとされています。
渡し船に乗る為には、呪文を知っていなければならない為、エジプト人は亡くなるまでにその呪文を覚えるようにしていました。
ギリシア‥渡し守に1オロボスの渡し賃を払わなければなりません。
その為、ギリシア人は故人の口に1オロボスのお金を入れる風習があります。
ペルシア‥この世から浄土の入り口までチンバット橋と言われる長い橋がかかっています。
それは渡る人の罪の重さによって幅が変わるので、善人が通るときは幅は広く、ゆったりと楽に渡れますが、悪人が通るときは糸のように細くなり、下にある地獄に堕ちるのです。
東南アジア‥橋がかかっていますが、大男が揺らしてきます。
勇者は橋を渡れますが、臆病者は渡れず、橋から堕ち、川に落ちます。
諸説ありますが、死後の世界も奥が深いですね。
生前の罪が左右してくるということは、日頃の行いが大切ですね。
直葬 家族葬 一般葬 一日葬
各宗派、各葬儀形式に対応させていただきます。
~どこまでも、家族に寄り添うお葬式~
イソラメモリアル株式会社
福岡市博多区下呉服町8-1
0120-04-3096
下記施行エリアに対応しております。
福岡市 中央区 博多区 東区 南区 早良区 西区