冥土の旅
四十九日間の冥土の旅に出ると
言われています。
初七日法要は亡くなった日から7日目に行われます。
この日より四十九日まで7回の法要を行い、それぞれ王たちに生前の罪を裁かれることになります。
最初の7日間は険しい山道を歩き＜秦広王＞の所へたどり着きます。
次に二七日に三途の川があり、罪の重さによって渡り方に違いがありますが渡りきると＜初江王＞によって殺生行為の有無を裁かれます。
次に三七日に＜宋帝王＞に不貞行為の罪を問われます。
次に四七日に＜伍官王＞に生前の悪い言動をはかる秤に乗せられます。
次に五七日に＜閻魔王＞に水晶からできた鏡を使い生前の悪行を映し出し、嘘をつく人の舌を鬼に抜かせてしまいます。そして生まれ変わる先を決定します。
次に六七日に秤を使った伍官王と鏡を使った閻魔王の報告で〈変成王〉によって生まれ変わるための条件と場所が決められます。
そして最後に亡くなって四十九日、これまでの結果をもとに〈泰山王〉が最終決定を言い渡します。
そして＜天道＞＜人間道＞＜修羅道＞＜畜生道＞＜餓鬼道＞＜地獄道＞に生まれ変わるために旅立ちます。
亡くなった方がどこに向かわれているのか、法要の際に考えてみてもいいかもしれませんね。
梅野
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