故人様の親族や友人に愛用していた品を分配し、故人を偲ぶことを意味します。
地域によっては「袖(そで)わけ」「裾(すそ)わけ」「しょうぶわけ」などと言う事もあるようです。
始まりとしては仏教の祖であるブッタが弟子に遺品を分け与えた事と言われています。
遺品を分配する人物は、配偶者や子供、孫、友人、故人様の親しい人となり、誰でも渡してもいいという事はありません。
そして勝手に行っていいという訳でもなく、法定相続人の全員の同意のもと行うようにします。適切な手順を踏んでいないとトラブルになる可能性もありますので親族で話し合って行うのがいいでしょう。
対象の遺品として
・故人様が日常的に使用していたもの(時計など)
・故人様が着ていた衣服(衣服と着物や髪飾りなど)
・故人様のコレクション(食器や模型など)
・故人様が使用していた仏具(数珠など)
注意しないといけないのが税金です。基本的に資産価値のあるものは対象になりにくいですが、理解せずに行ってしまうと税金が発生する事がありますので事前に調べた方がいいでしょう。
時期については宗教によって違いがあります。
仏教 忌明けである四十九日法要が目安
神道 忌明けである五十日祭(三十日祭の場合も)
キリスト教 もともと形見分けという概念がないみたいですが、日本では三十日が経過した追悼ミサまたは召天記念式後
渡す際のマナーとして
・キレイにして渡す→壊れていたり破れていた場合は、修理を依頼したりクリーニングに出して綺麗な状態で渡します。
半紙に包んで渡す→そのまま渡しても問題ありませんが、包装して渡したい場合は白い半紙で包んで渡します。
故人様の思い出の品が手元にあれば、想う気持ちはずっと心に残り続ける事ができますね。
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