重篤と危篤
似たような言葉ですが違いをご存じでしょうか？
＜重篤とは＞
病状が非常に重い事。
＜危篤とは＞
治療をもってしても回復が見込めない状態。
危篤は命の危機が迫っている事に対し、重篤は症状の度合いを示します。
どちらも命にかかわる状態という点では変わりません。
さらに似た言葉に＜重体＞があり、これは重篤よりも危険性が低い状態です。
＜重症＞重篤と比べ、命にかかわる危険性は低いですが症状が重い時に使われ、軽症、中等症、重症の順に症状が重くなっていきます。
どの言葉も定義が曖昧なため、分からない場合は詳しく説明してもらった方が自分が把握する場合や親族などに説明する際に分かりやすいでしょう。
そしてもし危篤の連絡があった際は、病院へ行く準備をし、身近な人へ連絡、職場へ連絡、葬儀社が決まっている場合は念のため連絡先を確認、病院で本人に声をかける。といった流れになります。
もしお亡くなりになった場合は葬儀社へ連絡し搬送、葬儀、その後の手続きなどバタバタしてしまう事があります。
まだ元気な時に話し合う場を設けたり、定期的に病院などに会いに行ったり、事前に準備しておける事はあります。
もしもの時に慌てて何もできず後悔するよりは、前もって相談し準備しておけば安心できますね。
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