四華花は、仏式の葬儀で使われる伝統的な葬具で、白い紙を細かく切り、竹串や棒に巻き付けて花のような形にした飾りです。 主に祭壇や棺の四隅に飾られ、故人への悲しみや哀悼の意味を表します。
四華花の由来と意味
四華花の起源は、お釈迦様が入滅(亡くなられた)時の故事に基づきます。 お釈迦様が入滅された際、周囲の八本の沙羅双樹のうち四本が白く変化し、その死を悼んだと伝えられています。 この白い花が死者の成仏を象徴するものだとされ、その姿を模して四華花が葬儀で使われるようになりました。
四華花の使い方
一般的には四本一組で飾ります。 火葬場への移動時に、遺族が持って歩くことがあります。 白色が主流ですが、金色や銀色のものもあります。
四華花の処分方法
葬儀後は一週間以内に片付けるのが望ましいとされています。 一般的には可燃ごみとして処分できますが、新聞紙や布で包んで捨てるのがマナーです。 抵抗がある場合は、お寺さんや私たち葬儀社の者にご相談する事も可能です。
宗派による違い
浄土真宗では「成仏を祈る」儀式を行わない為、四華花は使われません。 外の宗派や地域によっても取り扱いが異なる場合があるので、事前に確認しましょう。
まとめ
四華花は、故人の成仏を願い、悲しみを表現するために葬儀で飾られる大切な葬具です。 シンプルな作りながらも、深い宗教的な意味が込められています。 葬儀の際には、宗派や地域の慣習に合わせて正しく用意し、葬儀後も適切に処分するように心がけましょう。
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