寝ずの番とはお通夜の後に、ご家族が故人様を見守ることです。

昔は朝まで見守ることが一般的でしたが現在はそこまでされる方も少なくなっています。

日本で執り行われるお葬式は古くからの風習や儀式が盛り込まれてきました。

一説によるとお通夜は寝ずの番の夜通しが由来ともされています。

見守っている間は線香やろうそくを灯し続けます。

一般的にはお通夜の翌日が葬儀・告別式なので故人様とゆっくりできる最後の夜となります。

お葬式に関連する言葉で「棺守り」「線香番」「夜伽（よとぎ）」という言葉を耳にしたことがある方も多いと思います。

そのような言葉も寝ずの番と同類語と言えます。

寝ずの番というより、故人様を想い、最後の夜を過ごすという気持ちが大切なことですね。

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