以前も多少書きましたが、死後の世界が気になる方はいらっしゃるかと思います。
聞いたことがある方も多いと思いますが
「冥土の旅」
亡くなられると49日間の冥土の旅に出られます。
冥土の旅の最初は「死出の山」です。
真っ暗な山道を独りで歩いて行かなければなりません。
約800里の遠い道のりです。
その長い道のりを歩いて行くと、やがて見えてくるのが、三途の川です。
三途の川が近づいてくると子どもたちが見えてくるようです。
三途の川の手前の岸にあるのが「賽の河原」です。
ここは親より先に亡くなった子どもたちが石を積み上げています。
子どもなら罪を負ってないのではと思われるかもしれませんが、仏教では親の大恩は山より高く海より深いと教えられています。
その為、親を大変悲しませたという意味で起塔の行を行わなければなりません。
三途の川ですが、橋が架かっており、生前に比較的罪の軽い人は渡ることが出来ますが罪の重い人は川を歩いて渡らなければなりません。
渡し船がいたら、六文銭を払えば乗せてくれることもあるそうですが、それは絶対ではないようなので歩いて渡る覚悟を持っていた方が良いでしょう。
渡り終わると服を脱がす脱衣婆というおばあさん、服を木に懸ける懸衣翁というおじいさんがいます。
生前の罪の重さにしたがって木の枝がしなります。
その後、旅はしばらく続き、やがて閻魔大王の裁きで行き先が決まるという流れです。
行き先には、「地獄」から「天」まで6つの行き先(六道)があり、どこかで何かに生まれ変わります。
生前の行いが死後の世界と繋がっていること、ご家族の供養が旅の後押しになることは言えるでしょう。
亡くなった方にしか分からない世界ですが興味深いことですね。
直葬 家族葬 一般葬 一日葬
各宗派、各葬儀形式に対応させていただきます。
~どこまでも、家族に寄り添うお葬式~
イソラメモリアル株式会社
福岡市博多区下呉服町8-1
0120-04-3096
下記施行エリアに対応しております。
福岡市 中央区 博多区 東区 南区 早良区 西区