六字名号とは?

六字名号は「南無阿弥陀仏」の六文字で表され、主に浄土宗や浄土真宗で最も大切にされる言葉の一つです。
六字名号の意味
・「南無」はサンスクリット語で「ナマス」に由来し、「帰依する」「お任せする」という意味を持ちます。
・「阿弥陀仏」は無限の光と命を持つ仏、すなわち阿弥陀如来を指します。
・この六字名号全体で「阿弥陀仏に帰依します」「阿弥陀仏に救いを求めます」という意味になります。
宗派ごとの重要性
・浄土宗や浄土真宗では、六字名号を称える(称名念仏)ことが阿弥陀仏の本願による救いにあずかる最も重要な行いとされています。
・親鸞聖人は、阿弥陀仏が全ての人々を絶対の幸福に救うという誓いを成就するために、この六字名号が作られたと説きました。
六字名号のかたちと日常
・六字名号は掛け軸やお仏壇、石碑などにも記され、仏事や先祖供養の場面でもよく見られます。
・浄土宗や浄土真宗の寺院では、本尊として六字名号の書を祀る事も一般的です。
・江戸時代には大小さまざまな名号が人々に配られ、信仰や守りとしても用いられました。
まとめ
六字名号「南無阿弥陀仏」は、阿弥陀仏への帰依と救いを願う心を表現した、浄土信仰の象徴的な言葉です。 日常の中でも念仏を唱え、人生の節目や仏事の際にも深く人々と関わってきました。
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