納骨とは大切な方のご遺骨をお墓等に埋葬することで、大切な行事です。
いつ行えば良いか、費用、流れ等、いざ行うとなると分からないことも多く出てくるかもしれません。
安心して行えるよう、多少把握されておかれたら良いかもしれません。
「墓地、埋葬等に関する法律」によると納骨を行う時期についての規定はありません。
その為、基本的にいつ行っても良いとされていますが、四十九日法要のタイミングで行う事が一般的です。
納骨をしなければ成仏できない、納骨しないからといって罰せられることもありません。
最近では、手元供養や散骨もあり、そういった形でも十分供養になります。
基本的に自由とされている納骨時期ですが、特別な理由がない限り、法要と合わせて行う傾向にあります。
その理由として、法要にはご親戚や故人様と縁のあった方が集まりやすいこと、お寺にお墓や納骨堂がある際は法要の後にそのまま納骨できる点が挙げられます。
「四十九日目で裁きの結果が出て、現世から死後の世界へと旅立つこのタイミングで納骨をし、現世の家から新しい家（お墓や納骨堂）に移る」という考え方は、仏教の視点から見ると最適のタイミングだとはいえるでしょう。
荼毘に付された後、埋葬許可証が発行され、お骨壺の中に納められます。
ご納骨の際はその「埋葬許可証」が必ず必要になってくる為、紛失されないよう注意しましょう。
絶対に四十九日でご納骨という訳ではない為、ご親族で相談され皆様にとって良いタイミングでご納骨されると良いでしょう。
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