本日6月13日は「小さな親切運動スタートの日」です。
1963年のこの日に小さな親切運動本部が発足したことに由来しています。
東京大学卒業式において当時の総長が「教養を社会人としての生活の中に生かすには、やろうとすれば誰でもできる小さな親切を絶えず行っていくことが大切」といった言葉を卒業生に送ったことが最初の始まりのようです。
小さな親切運動本部は「できる親切はみんなでしよう、それが社会の習慣となるように」をスローガンに掲げ、現在では全国32道府県本部、135市町村支部によって組織、運営されています。
知人の話ですが、パーキングに車を停めていて、出口で支払って出ようとした時、小銭もなく、大きい札しかなく、支払えなかったそうです。
そんな中、すでに後ろには精算を待つ後続車がおられ、事情を説明し、慌てて、お金をくずしに行こうと思ったら、払いますよと言われたそうです。
もちろん知人は後ほど必ずお返ししますと伝えると「困った時はお互い様だから気にしないでください」と。
申し訳なさもある中、慌ただしかった為、その善意を受け入れたそうです。
その話を聞いた時、会ったこともない、言わば他人がそこまでしてくれる親切心に驚きました。
同じ場面に遭遇したら、早くしてくれないかと感情的になる方も多いのではないでしょうか。
生活していると、つい自分目線になる場面が多いと思います。
そこを相手目線、視野を広く持つとおのずとちょっとした親切が見えてきたり、感謝されることも多くなるのではないかと思います。
自分自身も少しでも感謝される親切ができたら良いなと思います。
人と人は「お互い様」ですね。
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