昨日はプロ野球ドラフト会議でした。
4年ぶりに関係者が一堂に集まり、観客も入る中で開催されました。
選手たちには人生を変える、運命の1日となります。
高校生139名、大学生177名のプロ野球志望届を提出した選手、更に社会人、独立リーグの中から選ばれます。
今回は即戦力の投手が豊富という点がポイントだったのではないでしょうか。
国学院大学の竹内夏暉投手、青山学院大学の常廣羽也斗投手、中央大学の西舘勇陽投手など好投手が数多く集まる東都大学野球から7人が1位指名を受けました。
今年は1位指名の抽選が7回も行われ、緊張と興奮が漂う抽選会となりました。
監督を中心に抽選くじを引き、交渉権獲得の当たりくじを手にした時は、各監督、ガッツポーズと「よしっ！」と言う熱い声が出ており、良い盛り上がりを見せていました。
その中でも社会人ENEOSの度会隆輝選手。
元ヤクルトスワローズの選手の父を持つ渡会選手は3年前の横浜高校時代もプロ野球志望届を提出していました。
しかし、名前を呼ばれることはありませんでした。
悔しさを味わい、社会人野球で更に努力をし、今年は3球団から1位指名を勝ち取りました。
そして、横浜DeNaベイスターズ三浦監督が交渉権を獲得。
本人は小さいころから横浜ファンだったようで念願のプロの世界、チームに入れ、様々な想いから涙を浮かべていました。
喜びを味わう選手がいる反面、名前を呼ばれなかった選手もいます。
度会選手同様、悔しさを糧に努力を続けて、念願の切符を掴んで欲しいものです。
感動のドラマを生む、ドラフト会議。
これからのプロ野球界での活躍が楽しみです。
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